おはぎが大人気の仙台・秋保のスーパーさいち。その人気の理由とは?

秋保の伝説のスーパーマーケット さいち

伝説のスーパーさいち
 

仙台市の郊外にある秋保は、仙台駅から車で30分程ながらも、秋保温泉や秋保大滝などの存在で、仙台の中でも代表的な観光地の一つとなっています。

今回取り上げるこの秋保のスーパーマーケット「さいち」を、私が初めて訪れたのはもう20年近く前のことで、当時はただのスーパーなのかと思っていました。

 

確かに店の構えは、一見すると、どこにでもある小さな地元密着のスーパーマーケットにしか見えません。

しかし、このさいちは全国的にも有名なスーパーであり、毎日お店が開く朝9:00の数十分前から、後述のおはぎや総菜などを求め、多くの人が行列を作っています。

 

また、お店には全国からスーパーやコンビニなど食品・流通業界の視察や研修として訪れることが頻繁にあり、全国ネットのテレビ番組や、雑誌などのメディア露出の機会も多く、仙台を観光するツアーバスまでが、立ち寄る観光名所となっているのです。

そのため、メディアで観たことがある、観光で立ち寄ったという方も多いのではないかと思います。

 

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さいちへのアクセス

さいちの駐車場

 

さいちへのアクセスは車やバスが基本となり、前述の通り仙台駅からは約30分ほど。国道286号線(ニーパーロク)をひたすら真っ直ぐ西へ進み、その後、国道62号へと右折することで到着します。

さいちの駐車場は、個人経営のスーパーにも関わらず市内外問わず常に客足が途絶えないため、店の前の駐車場には警備員の方がいます。

なお、店の前の第一駐車場以外に、第二・第三駐車場まであるため、あまり停められない事態にはならなかったと記憶しています。

 

店内は入って右折してすぐにおはぎ・総菜・弁当のコーナーがありますが、ここはいつも激混み。また、レジも3つありますが、客先が絶えないことから並ぶ必要があるため少し注意が必要です。(といっても回転率が良いのでそこまで長くは並びませんが)

 

 

さいちのおはぎと惣菜メニュー

さいちのおはぎ(あんこ)

 

行列に並んででも入手したいと思える、さいちの最も人気である商品である、ご存じ「おはぎ」。

上記の画像のおはぎは管理人が購入したものですが、あんこのおはぎ以外にもゴマやきなこのおはぎがあります。

 

おはぎの売り上げは1日平均5000個・最高で2万5000個で、このおはぎともう一つの人気商品である手作り惣菜を主な商品として、年商7億円となったこともあります。

おはぎは甘みを抑えた昔ながらの素朴な味わいで、大ぶりなおはぎはもちろん他では食べられない味。2個入〜10個入の商品があり、値段も非常に手頃で、秋保でしか食べられない名物として、少しずつ少しずつ口コミで広がっていきました。

 

きなこのおはぎ

 

おはぎは、経営者である佐藤啓二さん(80)と奥さんで専務の澄子さん(79)の老夫婦が、スーパーを開業した当初から、何年も試行錯誤して作り上げた味。

工場などから運ぶのではなく、スーパーマーケットのバックヤードの一画に、おはぎを作るための設備が揃えてあります。

そして、毎日朝早くから小豆をやわらかく茹で上げ、もち米を蒸し、すべて手作りで製造。

数十年も製造に携わっているベテランの社員3人ほどが、もち米を丸め、小豆をくるんで、パックに詰める、という流れ作業で作っており、そのスピードは目を見張るほど。

なお、店内のおはぎを陳列しているケースには、カメラを設置しており、常に在庫を切らさないように、売れ行きを見ながら作っており、夕方までにはすべて売り切って、ロスが出ないように工夫されています。

 

さいちの総菜も消費期限は1日
 

おはぎや総菜は、作り置きをしたり、あらかじめの予約は一切していないというのも、人気がある理由のひとつです。

保存料など余分な材料はほとんど使用されておらず、消費期限は作られたその日限りとなるのは注意が必要です。

そのため、当然ながら通販は取り扱っておらず、食べたい場合は、必ずお店に行って買う必要があります。しかし、それがここしか食べれないという「ブランド」を生みここまで人気が出てきたのではないでしょうか。

 

なお、最後に余談ですが、この近くは以前秋保電鉄が通っていたところでもあり、近くの秋保・里センターには秋保電鉄の展示コーナーが存在します。(→馬車が始まり?長町と秋保温泉を結んだ秋保電鉄の歴史)

 

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