Clonezillaを使ってHDD(ハードディスク)を交換、データをコピーする方法

HDD(ハードディスク)交換の合図

私は過去にWindowsのタワー型PCを使っていたのですが、PCを使いはじめて4年目に突入した頃、ハードディスク(以下、HDD)が起動時に「ガリガリッ」と音を出すようになりました。

これはHDDが壊れる前の合図と呼べるもので、様々なデータによって諸説はありますが、家庭用PCのHDDは、平均すると3~5年程度使い続けると寿命を迎えるケースが多いようです。
そのため、4年目を迎えた私のPCのHDDも寿命を迎えたというのは平均通りといったところでしょうね。

そんなわけで、今回は、私が行ったHDDの交換に伴い、Clonezillaというツールを使って新しいHDDにデータ移行し、古いHDDを処分するまでの過程を記事にしていきます。

これから交換される方の参考になれば幸いです。

参考: 自PCの環境

・OS Windows7 64bit

・HDD Seagate Barracuda 7200.11 1TB
→Seagate Barracuda 7200シリーズ 3.5inch SATA 6Gb/s 1TB 7200rpm 64MBに取替え。

※HDDはほぼ同じものに取替え。PCは数年前にドスパラで購入したタワーPCのプライム

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ClonezillaでHDDのデータをバックアップする

さて、まず最初に問題になるのはHDDのデータの移植です。

これに関しては知人の勧めでClonezillaというフリーのディスクバックアップツールを使いました。

このClonezillaというツールは、HDD(ハードディスク)のデータを丸々バックアップ/復元できるもので、このツールを焼いたディスク1枚とバックアップしたデータを保存する外付けHDDが1台あれば、移植後にOSをはじめ各ソフトの再インストールなどをすることなく環境を丸々移植できます。

さて、早速このClonezillaを使って600GBほど使用しているHDDを以下の手順で移植しました。

1. ダウンロードサイトからclonezilla-live-1.2.12-37-amd64.isoをダウンロードし、DVD-Rにisoイメージとして書き込み。(書き込みは、フリーソフトDeepBurnerを使用)

2. こちらの手順を参考にしてバックアップを実施。
バックアップは「ローカルディスクにマウント」を選択し、外付けHDDのデバイス接続した後に選択。
なお、寝る前にセットして寝てる間に作業が終わっていたので時間がどのくらいかかったかは不明。

3. HDDを交換。実はここで苦戦。長くなるので詳細は後述。

4. リストアを実施。リストアだけで3時間ほどかかった
  環境移植後は特にOSなどに問題なし。

交換後は、CrystalDiskInfoというソフトでディスク情報を見て、特に問題も無いことを確認しました。

HDD交換後しClonezillaでリストア後の状態

HDDを交換(意外と手間取る)

さて、順番が前後しますが、タワー型PCを分解してHDDを取り出して交換する工程の詳細です。

私は仕事でサーバーの組み立てや分解を多少はやったことがありますが、PCのパーツ取り外しは実はこれが初めてです。

手順としては、まず筐体を横置きにして、蓋を取り外します。

PCの分解

PCの清掃では、ここからファンを外してエアダスターを振りかけたりしかしませんが、今回はHDDの取り出しなので各パーツを外さないといけません。

というわけで、ファンとマザーボードのネジ止めをはずし、マザーボード側のS-ATAケーブルを引っこ抜きます。
外したパーツ類は可能な限り脇に避け、ケースに入ったHDDを外します。

取り外した状態が以下の写真です。

HDDの取り外し

なお、けっこう無理やりな取り外しです。HDDを筐体から引き出すときはマザーボードにガンガンぶつかりました(汗)

本当は邪魔なケーブルを全部引っこ抜きたいところでしたが、後でどこに挿せばよいのか分からなくなるのを恐れて1本だけしか外さず作業を実施。

その後、無事にHDD+ケースを取り出したので、次はHDDをケースから取り外します。

ですが、実はここでちょっとはまってしまいました。

ケースにはネジが無く、外し方が分からない..

HDDの取り出し

..と思ったらなんと爪を差し込んで蓋をガパっと外すタイプでした。
↑の写真が外したときのものです。なお、HDD本体は緩衝材で守られていました。

HDDを交換

最後にHDD本体を交換し、その後は手順を逆に辿って筐体内に戻していきます。

なお、ここで注意すべきはネジの締め忘れです
HDDケースの固定、ファン、マザーボード、筐体外側とネジの種類も豊富なので、最後で余ったとかが無いようにします。

組み立て終わったらPCを起動し、前述のようにClonezillaでバックアップしていたイメージからデータのリストアを行い、無事入れ替え作業は完了しました。

なお、HDDの交換作業は、だいぶ苦戦したせいで1時間以上はかかったような気がします。

面倒な作業ですがHDDを入れ替えればPCの寿命は数年延びると言われていますので、やる場合は腰を据えて作業に取り組みましょう。

交換後のHDDを処分する

最後に、取り出したHDDの処分方法について書きたいと思います。

HDDの処分は、物理的に「破壊」することが確実です。

HDD内には長年蓄積されてきた、個人情報や仕事関係のファイル、その他いかがわしいものが入っています。

間違っても流出しないように、確実に物理的に破壊しましょう。

具体的な手順としては、カバーを外して分解した上で、内部の磁気ディスクを傷つけます。

ディスク取り外しの専用ドライバ

まず、ホームセンターなどで売っている T-6とT-8というドライバを使い、ディスクカバーを外します。

今回分解するSeagate Barracuda 7200.11 1TBの場合、表面シールの裏側にもネジがあるので、そこも外します。

なお、当初はこれに気づかなくて、ドライバをケースに差し込んでカバーを無理矢理外そうとしてましたが、駄目でした

HDDの分解

カバーを外し、中の部品のネジも外すと、データが入っている磁気ディスクが取り出せます。

ディスクを折り曲げる

あとは取り出したディスクを盛大に破壊しましょう(笑)

ディスクを傷つけ、折り曲げ、最後は念のため水を張った洗面器に浸けます。

ディスクを水攻め

こうすればもう2度と読み取りが出来なくなると思うので、家庭ごみに捨てて完了です。

終わりに

長くなりましたが、これでClonezillaを使ってHDD(ハードディスク)を交換する全ての手順が完了となります。

HDDがガリガリ言うようになったら、ちょっと面倒ですが交換することをお勧めします。

そのときに容量を増やしたりすれば今使ってるPCを末長く使うことができると思います。

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