国連防災世界会議が仙台で開催。忘れつつある防災意識を高めるために

国連防災会議が仙台で開催

今回は、2015年3月14日(土)~18日(水)に仙台国際センターにて開かれる国連防災世界会議について取り上げます。

 

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まず、この国連防災会議についてのニュースを以下に抜粋します。

 

3月に仙台市で開かれる第3回国連防災世界会議まで2カ月となった14日、青葉区のJR仙台駅前や中心商店街に、歓迎ムードを高めるフラッグや横断幕が登場した。
市が計394枚を製作した。仙台駅前付近のガス灯には、市内最多の113枚のフラッグがはためき、国内外の会議参加者を出迎える。
デザインは会議を象徴する幾何学模様の図柄「キービジュアル」を前面に出した。仙台駅前と青葉通には、英語の会議名の略称「WCDRR」を表記したモノトーンのフラッグも掲げられた。

<国連防災会議>歓迎のフラッグ 街を彩る (河北新報 Online news)

 

国連防災会議とは、今後の国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議で、過去の開催結果をみると10年に1回程度の割合で行われています。(過去の開催地はいずれも日本で、横浜と神戸)

なお、今回の開催場所は仙台市地下鉄東西線の駅の一つともなる、仙台国際センターに新規オープンする新展示場となります。

 

国連防災会議・仙台開催の狙い

この国連防災会議は世界の防災戦略を決めていく会議ということで、仙台市としても東日本大震災の経験にもとづく防災の手法や、仙台市や宮城県がまさに整備を進める防災都市や復興計画を発信するとても重要な機会であり、ちょうど開催日が震災のあった3月ということもあり、仙台市民はもとより日本全体の防災意識を高めるという重要な役割を担っていると思います。(津波避難タワーの欠点とは何かの記事で紹介した津波避難タワーも公式見学が行われる予定です)

 

..というのが勿論第一ですし正論なのですが、開催に伴う経済効果もまたこれまた莫大。世界各国の要人が参加することによる、宿泊施設や・観光への波及効果は勿論、前述の国際センター展示場のアピールも含めた仙台圏のPR、日本が誇る防災技術のアピールや売り込みの格好の場ともなり得ます。(すでに仙台中心部のホテルは満室とのことです。)

 

なお、開催期間中は警備もものものしくなることが予想されますが、国際センター周辺や仙台駅前のホテル付近がメインと思われ、その他の市街地への影響はさほど無いと思われます。

 

ところで、以下、国連防災会議に向けた動画が英語版の公式サイトにありました。音声は英語ですが、津波の光景からその後の復興作業までの道筋について一見の価値があるのでここに転載します。

なお、仙台に次々に完成するメガソーラー施設。防災観点での設置について考えるの記事で紹介したソーラーパネルについても触れられています。

 

 

なんとなくおろそかになる防災意識

防災意識の継続
 

ところで、今回話題にしたい防災意識について。2012年と少し古いデータではありますが、全国主要都市での防災グッズの所有率は仙台地区がトップというデータ(リンク先: リセマム)があります。

ここでは防災グッズの所有率が37%で3人に1人は防災グッズを所有している計算になります。

 

しかし、私の実家においては、それこそ震災直後は防災のために食料などを購入したりしましたが、次々と賞味期限が切れて捨ててしまい、今は懐中電灯や電池くらいはありますが、特に食料などは備蓄していません。また、私自身も食料などは備蓄しておらず、以下にあるようなポケット防災グッズの1つくらいしか手元にはありません。(日用品の1回ぶんの備蓄はありますが)

このような方は、正直多くいるのではないかと思っています。

 

ポケット防災グッズ

 

食糧を含めた防災グッズは、賞味期限が長いものを購入すれば1年に1回程度のメンテナンスと購入で保持できるものなので、積極的に動きたいところではありますが、正直、もう東日本大震災のようなことは仙台では起きないだろうと心のどこかで思っているのも事実です。

 

防災対策は絶対とは言い切れませんが、やったほうがいいことは確実なので面倒くさがらずに始めたほうが良いです。私も震災のときは仙台に居ましたが食料の確保が一番大変だったので。

 

また、家での防災対策以外にも、宮城野貨物線は旅客化、それとも廃線?仙台の広域防災拠点整備の影響を考えるの記事で書いた防災拠点の場所などを把握しておくといったことも有効な対策ともなります。

 

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