NTT東北病院が東北薬科大付属病院に。キャンパス設置の可能性もある?

NTT東北病院を東北薬科大付属病院に譲渡

まだ正式決定の報は出てませんが、以前から話が出ていた、仙台市若林区のNTT東日本東北病院(以下、NTT東北病院)を東北薬科大学に譲渡する話が、近く合意となる見通しになりました。

6月の段階で以下のニュースが河北新報より出ており、このときは東北薬科大学側から正式に話が出ませんでしたが、7月末になり、「近々合意する見通し」が大学側から発表されました。

以下、ニュースを抜粋します。

来年4月の医学部新設を目指す東北薬科大(仙台市青葉区)が、若林区のNTT東日本東北病院(199床)の経営を譲り受け、付属病院として運営する方向で交渉を進めていることが16日、分かった。

 NTT東北病院は、旧電電公社が1979年に開設した中規模病院。診療科目は22。建物は地上5階、地下1階。外来患者は1日平均約530人。

 NTT東北病院の取得により、既にある宮城野区の薬科大病院(466床)と合わせた病床数は、医学部付属病院に必要とされる600床を確保する見通しとなった。

引用元: <東北薬科大>NTT東北病院を取得へ (河北新報 ONLINE NEWS)

このNTT東北病院ですが、実は管理人の実家からも比較的近い場所にあり、小さい頃からずっと目にしてきた病院であるため、個人的にも今回のニュースは気になる話です。

今回は、ニュースを元に、NTT東北病院が東北薬科大付属病院となった場合のメリットや、今後の大学の動きについて考えていきたいと思います。

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NTT東北病院とアクセス手段について

NTT東北病院は、NTT東日本が運営する、国道四号バイパスから伸びる宮城の萩大通り沿いにある病院です。

若林区役所からも程近い場所にあり、1979年に開業。
内科・小児科・外科などの外来や入院病棟があり、規模としては比較的中規模の病院となります。

アクセス手段は様々で、仙台市営バスや車でのアクセスのほかに、仙台駅東口からの無料のシャトルバスが出ています。
また、地下鉄東西線・薬師堂駅からは徒歩約10分程度に位置するので、若干の距離はありますが、(12月以降は)バスを使わなくても行けるようになります。

※ただし薬師堂駅からバスが出るようになるため、公共交通機関なら地下鉄→バスが最短となります。

大学付属病院のメリットとは

さて、今回のニュースでは東北薬科大学がNTT東北病院を譲り受けることで、医学部付属病院として必要な病床数600を確保できることになりますが、利用者(患者)側としては何かメリットがあるのでしょうか。

この利用者(患者)側のメリットとしては「最新の設備が導入される可能性がある」「最新の治療を受けられる可能性がある」などがあります。
これは、大学病院が大学の研究機関としての位置づけになるためで、症例の少ない疾患なども扱って貰える病院が既存の東北大学病院に加えて増えることはメリットとなります。

※ただし後述の通り、2018年以降に病院が整理統合される見込みで、最新の設備が導入されるかどうかは不透明です。

東北薬科大付属病院のメリット

逆にデメリットとしては、外来などで「混雑しやすくなる」「診療に時間がかかる」などが挙げられると思います。

規模が大きく、症例によあってはより細かな検査までしてくれることはメリットですが、逆に言うと、知名度が上がることと合わせて患者さんが増加すると、待ち時間も非常に長くなることが考えられます。

また、入院時には、患者さんを研修医の先生が受け持つこともあるため、もしかするとそれを嫌う方がいらっしゃるかもしれません。

2018年以降は分院か診療所か、それともキャンパス設置?

東北薬科大付属病院のこれから

さて、冒頭の河北新報のニュースによると、NTT東北病院は当面は、今後さらに取得される別の病院と併せて付属病院として運営され、現在建設が進められている新病棟完成時(2018年度予定)に、本院・分院・無病床診療所に整理統合するそうです。

この場合、現在のNTT東北病院は分院か無病床診療所となりますが、開業から40年も経っているため、今の建物は徐々に建て替え、もしかすると診療所以外に、大学のキャンパスが設置されてもおかしくはありません。

地下鉄の開業より、学生にとってはアクセスがしやすく環境になるため、もしキャンパス設置となった場合は、周辺への経済効果なども含めると、かなり影響が大きいものになると考えられます。(まあ、周囲は住宅地ばかりで何もありませんが..)

もちろん現在はまだ何も情報は出てませんが、今後の情報が気になるニュースです。

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