仙台空港の話題続々。消防ヘリポート整備や企業誘致が加速

仙台/宮城の消防ヘリポート移転先がようやく決定?

仙台市消防ヘリのヘリポートが決定
 

最近、陸上自衛隊のヘリが仙台市内の田んぼに緊急着陸するなど、いくつかヘリ関連の話題が出てきていましたが、今回はそのヘリや仙台空港関連の話題として、仙台市若林区荒浜に設置されていた消防ヘリポート移転先として仙台空港の隣接地が大きな候補となっている話題などを取り上げます。

 

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以下、河北新報のニュースを抜粋します。

 

 県と仙台市が共同で運航利用し、東日本大震災の津波で使用不能となった仙台市若林区荒浜の消防ヘリポート移転先をめぐり、県は新たな候補地を仙台空港の隣接地(岩沼市下野郷)とする方針を固め、仙台市に提案したことが17日、分かった。2017年度中の運用開始を目指す。
 新候補地は緑化目的で取得した旧県有地約2.2ヘクタールで、現在は県土地開発公社が所有する。滑走路の南側に位置し、県が管理する仙台空港臨空公園の東隣。

 空港と敷地を隔てるフェンスの一部を開閉式の出入り口とし、滑走路を利用できるようにする。震災前と同様、県防災ヘリ1機、市消防ヘリ2機を配備する。
 県と市は、おおむね30分で県全域をカバーできる県中央部を中心に移転候補地を選定。県は離着陸時の安全性や騒音の影響、事業費などを考慮、候補地5カ所から仙台空港隣接地に絞り込んだ。

引用元:<消防ヘリポート>仙台空港隣接地に整備へ(河北新報 Online News)

 

震災当時、荒浜を襲撃した津波によって、直前で飛び立ったヘリを除いた消防車などが消失したことから、より海岸に近い貞山運河が防波堤になるにしても、仙台空港付近に新たなヘリポートを設置するのはなんとなく「?」が付きます。

しかし、空港隣接地のため騒音の問題が無いことや滑走路が利用できることはメリットの一つとなります。

30分以内に宮城県内全域への派遣が出来るということで、今後はいずれ、立川市などに設置されるエアハイパーレスキューのような役割も期待されると思います。(→エアハイパーレスキュー創設。立川市に部隊が設置)

 

なお、ニュースにある仙台空港臨空公園とは、2012年にオープンし、仙台空港の滑走路南側に位置します。

ここでは離着陸飛行機などを野外で間近で見ることができるスポットとなっています。(場所は↓の通り)

 

 

仙台空港活性化に向けた関連企業の誘致

さて、前述のヘリポートは仙台空港の隣接地に設置されるということですが、仙台空港関連の話題をもう一つ。

現在、仙台空港は民営化に向けて委託業者の選定が進んでいる段階ですが、ヘリポートと同じ仙台空港臨空公園の東側(滑走路南側)の土地が、企業誘致のために売り出されることになりました。

 

以下、河北新報のニュースを抜粋します。

 

仙台空港民営化に伴う企業集積に対応するため、県は2015年度、空港に隣接する県有地約13ヘクタールを事業用地として造成する。開会中の県議会2月定例会に提出した14年度一般会計補正予算案に、県土地開発公社への売却費約5億6700万円を計上した。

 県有地は滑走路南側で、県が管理する仙台空港臨空公園の東隣に位置する。民営化で発着便数の増加が期待される中、航空機の整備関係や貨物の関連施設進出を見込む。商業施設や物流で空港を利用する製造業も念頭に置く。

引用元:仙台空港隣接の県有地造成 企業集積に対応(河北新報 Online News)

 

これは仙台空港の活性化に向けた関連企業の誘致目的となりますが、貨物取り扱い量の増加が仙台空港民営化の目標の一つとなっていることから、貨物関係の企業が立地することでWin-Winな関係を期待したいところ。

また、ニュースにある通り、航空機の整備関連の企業の誘致でも、空港の隣接地であることからコスト削減に貢献できることも見込まれます。

 

なお、仙台空港の民営化は、現在赤字である空港の収支に関して、民営化による効率化やコストダウンにより、LCCを始めとした就航数を増加させて収益性を高めることを目的としています。(→仙台空港民営化のメリット。空港は新たな観光スポットとなる?)

スカイマークの仙台空港完全撤退という残念な話題がありますが(→スカイマーク仙台空港撤退。データで見る今後が「ヤバい」路線とは?)、ピーチの拠点化をはじめ、仙台市や宮城県としても、(主に東北地方の)人口減による消費の落ち込みなどを観光客を増やすことで観光収益をカバーしようという考えがあります。

 

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