仙台の新たなB級グルメ、麻婆焼きそばはいつ・どこで生まれた?

仙台のB級グルメ、麻婆焼きそばのPRが活発に

麻婆焼きそばがブーム?

麻婆焼きそばは、仙台の新たなB級グルメとして、今、若い世代を中心に熱い注目が集められています。(と、管理人は思ってます)

2013年にテレビ番組・秘密のケンミンSHOWで取り上げられるや否や、口コミ等で話題となり、今や宮城県内の多数の中華料理店が挙って麻婆焼きそばをご当地料理としてメニューに加えています。

最近の動きとしては、東北地方のコンビニでも期間限定で販売が行われたり、Wake Up, Girls!がPR大使に任命されたり、また仙台市も目をつけてB級グルメとして売りだそうとしたりしています。

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以下、麻婆焼きそばに関する河北新報のニュースを抜粋します。

仙台市のご当地グルメ、仙台マーボー焼きそばを全国にPRしようと、愛好家らでつくる「伊達美味(だてうま)・仙台マーボー焼そば研究会」が22日、発足した。

 イベント出展時に協賛金を出す会員と、調理や販売を担うサポーターの募集も開始。仙台商高商業情報部の生徒4人が早速、最初のサポーター登録をした。

 研究会によると、仙台マーボー焼きそばを食べられる店は県内に49カ所ある。

引用元: 仙台マーボー焼きそば研究会が発足 (河北新報 ONLINE NEWS)

さて、この麻婆焼きそばですが、世に広く知れ渡ったのはたったの数年前のことですが、実際は40年ほど前に生まれた料理ということはあまり知られていないように思えます。

麻婆焼きそばの始まり

麻婆焼きそばが世間の注目を集める様になったのは、前述した通り、2013年に秘密のケンミンSHOWで取り上げられた事がきっかけと言われています。

その中で、番組で一番町にある「中国めしや 竹竹」や「まんみ 泉中央店」などを取材した時に、その店のメニューであるこの商品を、宮城県民のソウルフードとして紹介がされました。

中国めしや 竹竹:

しかし実際にはこの時点において、麻婆焼きそばの認知度は低く、お世辞にもソウルフードと呼ばれるほど宮城県民の間で根付いている訳ではありませんでした。

そもそも、麻婆焼きそばはこの取材を受けた「まんみ」が従業員用のまかない料理として作られた事で誕生したものであり、その後、常連客などに出したところ評判が良かった為、1970年代あたりから正式にメニューとして加えていたというものでした。

ただ実際には、この商品が注文を受けるのは一日のうちにせいぜい一、二食の、まさに知る人ぞ知る商品であり、決してソウルフードと呼ばれるほどのものではありませんでした。

まんみ 泉中央店:

麻婆焼きそばのヒットと公認化

さて、実際に麻婆焼きそばをメニューに加え提供している中華料理店は、取材を受けた中華料理店以外にも複数店舗ありましたが、それでもこの商品が日の目を見る事はなかった為、番組放送後にはtwitterなどであの情報は誤りであるという声が多数挙がりました。

しかしその反面、一気に注目を集める存在になったのも事実であり、仙台市内ではこの商品の注文が多数の中華料理店にて入ることになりました。

この騒動の最中、宮城県中華飲食生活衛生同業組合では事実ではない報道について話し合いが持たれ、今後の対応について議論を重ねていたところ、「これほど注目を集め、実際にこの商品を求めるお客さんがいるならば、これを機にこの商品をご当地料理として認定してみよう」という結論に至り、2013年には同組合の若い世代のメンバーを中心に仙台麻婆焼きそば推進委員会が発足、新たなご当地料理として認定がされました。

そして正式なご当地料理として提供するに当たり、調理方法などによるガイドラインを設け、それに則った形でのこの商品を組合加入各店舗にて提供させる運びとなりました。

その後、2015年5月の時点において、この商品を提供する為に正式な認定を受けた店舗は宮城県内にて43店舗、仙台市内においては39店舗となりました。
※その一方で同組合に属さずに正式な認定を受けていないままこの商品を提供している店舗も存在しています。

報道の誤りから大きな注目を集め、ご当地料理にまで昇格した麻婆焼きそばは、伊達美味という仙台市が地元グルメを推進していく事業からも認定を受け、今後の更なる人気が期待されています。

もしかすると今後、地元B級グルメとして、東京・立川や大阪などで毎年開かれるまんパクなどのイベントにも出品される日が来るのかもしれません。(→【写真あり】まんパク2015感想。混雑を避けるなら平日夜がおすすめ?)

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