やっぱり大学?仙台市立病院の跡地の売却スケジュールが公表

五橋の仙台市立病院跡地の売却スケジュールが決定

今回取り上げるのは、以前も取り上げた五橋にある仙台市立病院跡地の再開発についての話題です。

少し前の2月となりますが、この病院跡地の売却に関する詳細なスケジュールが公表されたので、改めてこの話題を取り上げていきます。

以下、まずは河北新報のニュースを転載します。

仙台市は19日、売却予定の若林区清水小路の市立病院跡地について、購入を希望する事業者の公募を7月に始める方針を固めた。市は地域の交流拠点になるような活用を求める意向。応募事業者の計画を審査して売却先を選び、来年3月に売買契約を締結したい考えだ。

 売却対象は跡地約1.8ヘクタールのうち、市地下鉄南北線五橋駅の駐輪場整備予定地などを除く約1.75ヘクタール。旧病院本体や救命救急センター、救急ステーションといった建物、立体駐車場は残したまま売る予定。

 売却条件として市は(1)健康で安全・安心に暮らせる環境(2)学生や若者の定着推進(3)楽しさやにぎわいの創出-につながる土地利用を例示。

 公募に先立ち、2月末~3月中旬には跡地取得に関心を示す事業者と面談する。

引用元:仙台市立病院跡地 売却先7月に公募 引用元:(河北新報 Online News)

五橋駅前の一等地であるこの場所は、早くから近くにキャンパスのある東北学院大学が関心を示していました。

ニュースにある、地下鉄南北線・五橋駅のために残す駐輪場は、仙台市立病院のホームページの資料によると、元々あった仙台市立病院の駐輪場よりも、道路側に近づいた場所に設置されるようです。

昔聞いた話によると、本当はダメなのですが割と多くの人が市立病院の駐輪場に自転車を停めて五橋駅を利用していたようで、やはり一定量の需要はありそうです。

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跡地の利用方針を決める対話について

五橋の仙台市立病院の跡地.jpg

さて、先ほども掲載した仙台市立病院のホームページに載っている資料ですが、これは仙台市立病院跡地購入事業者公募に向けた事業者の皆様との「対話」についての実施要項という題目となっています。

これはどういうものかというと、事業者との面談(対話)をして、対話した内容をもとに跡地利用の公募条件を決めていこうというものです。
以下に、資料の一部を抜粋します。

「対話」内容(当日の対話における聴取内容)
(1)事業用地の取得について
立地や既存建物等の不動産としての印象、現状有姿売却に関する考え

(2)想定利活用方法について
計画している基本的な構想、施設整備を伴う場合の内容、想定されるスケジュール

(3)事業者公募条件等について
事業用地の利用条件、事業者選定スケジュール、その他公募に向けての要望 等

対話については3/11(金)で既に終了しており、今後対話の概要はホームページで公開されるそうですが、事業者名などの詳細は公表されないとのこと。

「対話」への参加実績や対話内容は事業者公募における評価の対象とはなりませんとはあり、実際の公募は7月からとなりますが、有力な事業者や団体などは参加していることが考えられます。

望まれるのは地域の交流拠点になり得る施設

長町の現仙台市立病院

管理人は、以前の記事で、個人的には東北学院大学などの大学が入ることがベストと言いつつも、敷地が少し狭く、他にも商業施設や結婚式場、企業のオフィスとしての利用方法もあるのでは、という考えを書きました。


今回公表された資料では「地域の交流拠点になり得る施設」を早期に実現できる事業者に売却したいという仙台市側の要望が掲載されていました。

以下に、資料を一部抜粋します。

(例1)少子高齢・人口減少社会において、子どもから高齢者まで多様なライフスタイル・ライフステージにある市民が、健康で安全・安心に暮らせる環境の整備に資する

(例2)学生・若者をはじめとした、まちの活力の源泉となる多様な人材の定着・確保推進に資する

(例3)まちに楽しさや賑わいをもたらし、交流の促進に資する 等

この例に当てはめると、大学としての利用は例2にあたりますが、結婚式場、企業のオフィス、そしてマンションなどでもこの要望を満たすのは少し難しく思えます。

そうなると、やはり大学か、あるいは図書館や商業施設と住居が入る「名取駅前地区市街地再開発事業」のような複合施設が候補に上がってくると思います。


いずれにせよ、仙台市内中心部の一等地の行方を決めるこの話題は、まだまだ先は長いですが、注目していきたいと思います。

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