子どもに人気の原始体験メニュー!仙台地底の森ミュージアムの魅力とは

仙台地底の森ミュージアムとは

仙台市の太白区にある地底の森ミュージアムは、旧石器時代の遺跡や生活様式といった歴史的な資料を中心に公開しているテーマミュージアムです。

仙台市内に存在する富沢遺跡から発掘された約2万年前の遺跡を現地で保存して一般に公開しており、また、当時の生活が読み取れる資料などを参考にし、我々の祖先でもある旧石器時代における人間の活動と生活環境を当時に近い形で展示されており、地域と人間の歴史を感じることができます。

今回は、この地底の森ミュージアムをテーマに取り上げ、施設の特徴やアクセスなどについて紹介していきます。

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仙台地底の森ミュージアムへのアクセス

地底の森ミュージアムへのアクセス方法は複数ありますが、電車の場合、JRを使うなら長町駅から徒歩で約20分かかりますが、仙台市地下鉄南北線であれば長町南駅から徒歩で約5分の距離です。

また、バスでも同様に長町南駅の太白区役所前から徒歩で約5分と、交通の便に優れている博物館です。

駐車場もあるため自動車での来館も可能で、東北自動車道の仙台南インターチェンジから約7kmの距離にあります。

遺跡展示と常設展示の内容

地下の常設展示である遺跡展示では、発掘調査で見つかった樹木群や当時の人間が起こしたと思われるたき火の跡を当時のままに公開しています。
保存処理された一部の木は実際に触れることが可能で、約2万年前という時代を身近に感じることができます。

一階の常設展示では、旧石器時代の人間が狩猟や採取のため移動しながらキャンプした跡や、狩猟に使ったと思われる石器が展示してあり、当時の様子を再現した復元画があり、キャンプ地や石器が実際に使用されていたことがよりリアルに実感できます。

なお、常設展以外の企画展も定期的に開かれており、仙台の古墳をテーマにしたものもありました。
※仙台の古墳については本記事でも纏めています(→仙台の古墳は若林区に多い? 遠見塚古墳・猫塚古墳・方領塚古墳の特徴と歴史)

また、博物館のスタッフが作った石器を使って紙を切ってみる体験コーナーがあり、そこで石器の切れ味を試してみることができるようになっています。

館内の売店ではミュージアムのオリジナルグッズをはじめ、絵本やポストカードや企画展図録を販売しています。
特に絵本は約2万年前の富沢の自然と人間の生活を「跡」として分かりやすい絵本にまとめており、子どもだけでなく大人にもおすすめ。
この売店では、より詳しく専門的な事柄にも興味を持った人に向けて、1年間の研究成果をまとめた研究報告書も販売されています。

ミュージアム周辺の環境について

仙台地底の森ミュージアムの周辺には森が広がる

また、施設の周囲は森で囲まれていますが、これは当時の森林環境を再現するという意図で作られています。

絶滅したトミザワトウヒに似ていると言われるアカエゾマツやグイマツなどの針葉樹や、シラカンバやハンノキといった広葉樹に加え、ハシバミやシャクナゲをはじめとする低木を加えた木々の種類や配置はもちろん、地形の起伏までも資料に基づいて形成されています。
地底の森ミュージアムは、こういったところからも旧石器時代を体感でき、希望すればこういった展示をボランティアガイドの詳しい説明を受けながら見学することもできます。

このように、地底の森ミュージアムは、約2万年前という遥か遠い時代に生きた人々が何を食べて、どんな暮らしをしていたのかを当時のままに保存し公開することで、当時と同じ場所でその時代を体感できるミュージアム(博物館)になっています。

本ミュージアムは遺跡に特化したミュージアムですが、仙台市の歴史をメインに取り扱った仙台市博物館もまた有名な博物館なので、こちらも併せて訪れたい場所だと思います(→3/28に再オープン。仙台市博物館の特徴や歴史について)

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