【検証】仙台都市圏は、七大都市圏に含まれる?

日本の五大都市圏

日本の三大都市というと、すぐに「東京・大阪・名古屋」の名前が出てきますが、その次の規模を指す五大都市圏や、さらに七大都市圏ともなるとパッと名前が浮かんでこないという方も多いのではないでしょうか。

以下のねとらぼのニュースでは仙台が五大都市に含まれるか否かを取り上げていましたが、ニュースでは、仙台は五大都市圏には含まれないという説明がありました。

なお、五大都市と五大都市圏の違いについても簡単な説明がありましたので、以下にニュースを転載します。

もちろん、紹介された映像は極端な例ですが、実際に仙台が五大都市だと思っている人も少なからずいるようです。

 現在「五大都市圏」として定義されているのは、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡ですが、戦中戦後に定義され、後の政令指定都市制度のもとになった五大都市は横浜市・名古屋市・京都市・大阪市・神戸市とのこと。後者の意見ももちろんあるのですが、正確に言うと間違いではない、というところが、この問題の難しさを表しています。

 しかし、五大都市と言われて思わず自分の土地の五大都市を言ってしまったり、定義がそもそも違ってる人もいました。
 まあでも、こういう地域差を知るのもネットならでは。みんな仲良くね。

引用元:仙台が五大都市に含まれるか否かでネットがざわつく 「仙台って五大都市じゃないの!?」「仙台? 五大都市な訳ねーじゃん!」(ねとらぼ)

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仙台都市圏は七大都市圏に含まれるのか

七大都市圏の規模

仙台都市圏(仙台大都市圏)とは、仙台市を中心に多賀城市、名取市、石巻市、大崎市などの主立った市を加えた、宮城県のほぼ全土を含む圏域のことを指します。

人工規模としては2010年の時点で210万超となっており、2015年の推計でも、仙台市の他県からの人口流入などの影響もあって、大きな目減りはしないことが予測されています。

これに対して、先ほど述べた東京・大阪・名古屋・札幌・福岡を中心とした各五大都市圏を除くと、全国の都市圏で規模の近いものとしては、静岡・浜松大都市圏、広島大都市圏、岡山大都市圏の3つが挙げられます。

以下に、2010年時点での、仙台都市圏を含めた人口などの比較をWikipediaの都市圏のページから一部抜粋します。(なお、そもそも都市圏や大都市圏の定義や境に関しては、上記のリンクを参照してください。)

仙台大都市圏 (仙台市など) 人口:216万人 面積: 5,970㎢
静岡・浜松大都市圏 (静岡市・浜松市など) 人口:274万人 面積: 4,982㎢
岡山大都市圏 (岡山市など) 人口:164万人 面積: 3,637㎢
広島大都市圏 (広島市など) 人口:210万人 面積: 5,048㎢

このように、この人口規模を見てみると、仙台都市圏は、静岡・浜松大都市圏に次いで7番目に規模であり、広島都市圏とほぼ同等であるといえ、七大都市圏に充分入っていると言えると思います。

ただし、2015年度の国勢調査では熊本が大都市圏に昇格の予定で、近隣の鹿児島を含めると250万人近い人口規模を持つことになる、また中国地方の2つの大都市圏が合わさると規模の大きい大都市圏が形成されるといったこともあり、こう考えると、仙台都市圏が七大都市圏に入るかどうかで言えば微妙なところではあります。

ですが、七大都市圏というくくりそのものが曖昧で、Wikiなどにも具体的な記述が無いことも事実です。

個人的には、そこまで目くじらを立てずに、各地方の代表的な大都市圏として認知しておくべき定義なのかなと考えています。

三大都市圏と仙台市

都市圏の規模だけではない魅力

ところで、この都市圏の比較を見ていて改めて思うのは、やはり三大都市圏は突出しているなということ。

仙台都市圏と比較すると、概算でも、名古屋は4.5倍、大阪は10倍、東京は18倍(!)ほど、人口規模に差があり、全国の都市圏が数を減らしたり微増とするなかで、これらの都市圏は数を増やしています。(まさにストロー現象)

これだけ人口規模が違うと、競争も激しくなるのは勿論言えるのですが、モノやカネも三大都市圏へと集中するのは頷け、政府が国として地方創生の策を打ち出しても、なかなか効果が見えにくい状態となってしまうのも勿論考えられます。(→地方創生特区に仙台が指定。起業の促進は人口減少対策となる?)

しかし、実際にそこに住む・暮らすということは、この都市圏の規模だけが理由になるわけではありません。

仙台市を例にあげると、仙台ルールにも載っているとおり、ほどほど都会でほどほど田舎という、非常に良い特徴を持つ都市でもあります。


管理人の私が、仙台市を離れてもこのブログで仙台のことを多く取り上げているのも、仙台市という故郷の町が好きだからであり、ただの規模では無い魅力がそこにあるからだと思っています。

仙台市としてもこの地域の良さを保ちつつ、ヒト・モノ・カネを呼び込むような大規模な再開発を行っているという側面もありますし、私としても今後もこの動きを見守って行けたらと思っています。

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