仙台うみの杜水族館開業で加速する、仙台港周辺の開発事業の今後

仙台うみの杜水族館 7月1日開業

仙台港周辺の開発事業の今後について

本ブログの仙台うみの杜水族館が2015年7月1日開業。周辺へのアクセスを考えるの記事でも取り上げましたが、7月1日に仙台港後背地にある高砂中央公園に仙台うみの杜水族館がオープンし、最初の週末には7500人ものお客さんが来場するなど大盛況となっています。

また、仙台港の貨物取り扱い量も2014年には過去最高を記録するなど、仙台港後背地はビジネスとしても商業・観光としても魅力のあるエリアに変貌しつつあります。

今回はこの仙台港後背地の開発事業の今後について、ニュースや仙台市のサイトを参照しつつ考えていきたいと思います。

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今後の仙台港周辺の開発事業について

まず、以下に仙台港後背地の開発に関する河北新報のニュースを抜粋します。

仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)が1日開館した仙台港背後地で、不動産の取引熱がじわりと高まっている。水族館の集客力を当て込んだ飲食店などの進出が期待され、県は県有地の貸し出しに乗り出した。

 県企業局は6月末、仙台港背後地土地区画整理事業用地内の県有地15区画の借地人募集を始めた。内訳は工業地区4区画、流通地区10区画、制限なし1区画で、面積は548~9198平方メートル。一般競争入札で貸付先を決める。

 区画整理事業地258ヘクタールの換地処分は昨年10月に完了した。県有地の処分は今回の15区画が最後。県企業局は「水族館効果でレストランや土産物小売店の需要が生まれる」とにらむ。

 地元不動産業者も水族館来館者の流れを注視する。「水族館の駐車場が満杯で渋滞が発生すれば、周辺でコインパーキングの需要が高まる。県有地以外でも動きが出てくるかもしれない」と推測する。

引用元: <うみの杜水族館>仙台港背後地で不動産熱 (河北新報 Online News)

仙台港背後地土地区画整理事業は過去に何度か見直しが行われています。

以前は住宅地なども検討されていたようですが、2011年の東日本大震災以降は事業内容が大幅に見直され、仙台東部道路より南側は住宅としての利用は禁止となりました。

そして地区の区分けとしては、商業施設としての「センター地区」や主に流通施設や工場目的となる「流通業務地区」「工業地区」として設定がされました。(詳細: 仙台港背後地 地区計画: 仙台港背後地土地区画整理事務所)

各エリアの詳細は区画整理事業設計図: 仙台港背後地土地区画整理事務所に記載がされていますが、今回貸し出される県有地は主にうみの杜水族館の直近にある流通業務地区にあたる場所のようです。

この流通業務地区は、先ほどの仙台港背後地 地区計画によると「港湾機能及び道路網の整備による立地特性を活かした流通業務拠点の形成」といった目的の地区になりますが、住宅や図書館などの建築は制限されているものの、特に飲食店や駐車場の建築は制限されていません。

沿道部以外はボーリング場やカラオケ店などの建築は制限されていますが、うみの杜水族館の周辺と言うこともあって、アウトレットモールなどの大型の商業施設は無くてもニュースにあるような小型店舗などが作られることは十分考えられます。

このため、うみの杜水族館を含む高砂中央公園一帯は、流通関連の企業の集積地というよりは、やはり商業エリアとしての開発が期待されると個人的には思います。

釣り場、サーフィンスポットとしての仙台港

仙台港は良港な釣り場でもある

さて、中高年の世代以降の人々にとっての仙台港と言えば、現在の開発前の釣り場を連想する人も多いと思います。

港内では砂泥底が広がっており、岸壁にはカレイやアイナメなどを狙った投げ釣りや、ソイやメバル、イワシやアジなどを求めて釣竿を垂らしたりと、身近な釣り場として連日賑わいを見せており、近くには運動場などもあることも相まって休日ともなると家族連れの姿も見ることができました。

近年は釣り公園として開発され新しく生まれ変わり、トイレや駐車場も完備。
デッキやフェンスなども設置し外観も良くなって県外から訪れる人も増えています。

また、この仙台新港のエリア(仙台港の右端に延びる堤防の南側)は震災後も変わらず宮城県内屈指のサーフィンスポットとして有名ですし、この仙台港近くには津波で被害を受けた日本一低い山である日和山も存在しています。(→日本一低い山・仙台の日和山へのアクセスとその歴史について)

今後も仙台港周辺は今後も様々な開発事業が行わると思われますが、前述の通り、釣りやサーフィンなど宮城・仙台の海の魅力を発信できるスポットとしても注目が集まる場所だと思います。

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