仙台市地下鉄東西線が出来ることによるメリットを考える

仙台市地下鉄東西線が出来ることによるメリット

マリンピア松島水族館の閉館の記事の最後でさらっと仙台市地下鉄東西線について触れましたが、今回は、この2015年に開業予定の仙台市地下鉄東西線にスポットを当てた記事を書いてみます。

私は仙台を離れて数年が経ちますが、外から見た仙台市地下鉄東西線の印象について、今回はまず仙台市地下鉄東西線が出来ることによるメリットの記事を書いていきます。

※全線開通時の記念動画がありましたので、以下に掲載します。

 

 

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住宅需要が生まれる

新しい駅が出来れば新しい需要が生まれる。
新しい鉄道が出来れば、更に大きな需要が生まれる。

勿論、これは仙台市地下鉄東西線にも言えると思います。

2014年現在、東日本大震災以降の東北各地域からの人口流入により、仙台市は特に青葉区などの都市部の人口は年々増加しており、日本の人口減少に反比例している状態です。(詳細)

震災の直後は家が足りないと叫ばれたこともあり、この人口増加を補うべく、再開発の需要のある東西線沿線にマンションや住宅が建つことは自然な流れです。

なお、計画時点では、特にこの需要の余地が大きいのは卸町駅、六丁の目駅、荒井駅といった若林区の地域とされています。

私は以前、卸町にてアルバイトをしていた経験があるのですが、ここは食品や流通を中心とした工場ばかりで、休みともなると人の気配が全く感じられませんでした。

特に雪の日は雪かきなどをほとんど誰もしないので、雪が降り積もっている始末。

現在は稼働していない工場もあると思いますので、少しずつ住宅化が進んでいくのではないでしょうか。

また、国際センター駅や川内駅など西側にも再開発の余地があるかと思います。

 

観光スポットへのアクセス

仙台市地下鉄東西線により、”仙台城址”や”八木山動物園”といった観光スポットへ今まで以上に目がいくようになります。

前者は、長年、松島にそのポジションを譲ってきた、仙台市内の数少ない観光地として。

後者は東京などの動物園と比べ、山の上でバスだけという、あまりにも不遇だったアクセスからの脱却として。(上野動物園、東武動物公園、多摩動物公園などと比べると、なかなかどうして..だったのが大きく改善されます)

また、意外と需要があるのではと思うのがKスタ宮城(連坊、薬師堂)です。
JR仙石線と仙台駅からの徒歩が最も良いアクセスとなっていますが、連坊駅と薬師堂駅のどちらも意外と近いです。

 

通学の足と交通渋滞緩和

これは仙台市が元々計画していたことでもありますが、採算を取る意味も兼ねて、仙台市地下鉄東西線の沿線には東北大学をはじめに高校・大学がひしめいています。

南北線に比べてもこれは顕著で、目の前に学校があるなんてことはザラで、前述の東北大(川内、青葉山)をはじめとして、東北工大(八木山動物公園)、仙台第一&仙台二華(連坊)、聖和学園&聖ウルスラ学院英智(薬師堂)など、半数程度の駅が高校・大学の最寄り駅となります。

東京などと同じく、鉄道へのお金の利益としては通勤・通学が最も貢献しています。
逆に言うとこれしか生き残る道は無かったように思えますが、手堅い戦略と言えます。

特に山側となる川内以西の駅の乗降数が鍵を握りそうです。

こうして見ると、仙台市地下鉄東西線は、中心部・観光・通学・住宅といったように駅の役割がかなりはっきりした地下鉄ということが分かります。

また、これによりバス減による交通渋滞緩和も加速するでしょう。
(それでも、私が一番ひどい渋滞と思っている坂下交差点は関係が無いのですが..)

 

イクスカとsuica

地味に便利になるのが最後に紹介するこれ。

仙台市地下鉄東西線改行に合わせ、市営バスや宮城交通バスでICカード乗車券『イクスカ』が導入され、地下鉄南北線も対応、そして2016年春にはSuicaとイクスカの相互利用が可能になるというもの。

これは、長年のジレンマだった「仙台の地下鉄はSuicaが使えない」問題を解決してくれます。
仙台に帰ってきた時しか使わない、スキップジョイカードともおさらばです

suicaとイクスカどちらを使うかは人によって別れると思いますが、マネーフォワードで家計簿を付けている身としては、モバイルsuicaが使えるのは非常にありがたいです。
仙台圏がメインの場合、イクスカで十分とも思いますし。

なお、JRで導入されている、ICカードの運賃割引の導入についてはどこにも記述がありませんでした。
新運賃形態を導入するのでそこは取り入れないのかもしれません。
なお、運賃の形態については少し複雑なので、機会があれば別の記事で書きたいと思います。

 

追記

2014/12/6から、地下鉄南北線でイクスカが使用可能になりました。

 

終わりに

以上、メリットについて書いてきましたが如何でしょうか?

機会があれば今回の各メリットを少し掘り下げて買いていければと思います。

また、ここだけ見ればとてもメリットのある事業と思えますが、仙台市地下鉄東西線といえばデメリットな話が先行しており、そちらの記事も書きましたので宜しければ合わせてお読みください。(→仙台市地下鉄東西線が出来ることによるデメリットを考える)

 

2014/11/22追記

仙台市地下鉄東西線が2015年12月6日に開業予定となりました(詳細:仙台市地下鉄東西線の開業予定日が2015年12月6日に決定)

 

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