2016年も開催、仙台クラシックフェスティバル・せんくらの特徴と楽しみ方

仙台クラシックフェスティバルとは?

せんくら2015が開催

「仙台クラシックフェスティバル (以下、せんくら)」は、2006年にスタートして以降、毎年秋に仙台市内各地で開催されているクラシック音楽をテーマとした3日間の祭りで、2016年は9/30(金)~10/2(日)で開催されます。

このせんくらのコンセプトは、「誰でも気軽に楽しめる音楽フェスティバル」となっており、プログラムなどにおいて気軽に公演を楽しむことができる工夫が行われています。

しかし、仙台の音楽イベントと言えば、全国的にも有名なジャズフェス。
ジャズフェスと比べると、せんくらはイマイチ注目度が上がらないのも事実だと思います。

そこで今回は、このせんくらの魅力や特徴について、昨年2015年に行われた特別プログラムを交えて紹介していきたいと思います。

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お客さんのリクエストに応える曲目

せんくらの特徴としてまず挙げられる点は、お客さんのリクエストに応えている点にあります。

主な取り組みとして、前年度のフェスティバルを開催している期間中やチラシなどにより、一般のお客さんの幅広くリクエストを募集し、その結果を次回の公演内容に取り入れています。

さらに、社会的に人気を集めている分野について特集も組んでおり、お客さんの興味のある分野や、話題性に富んだ分野で音楽を鑑賞することができます。

2015年は曲目部門でリクエストの多かった、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番や、チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番、 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲や、ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーなど、広く親しまれている曲目が盛り込まれました。

また、仙台市地下鉄南北線の駅では開催に併せて「地下鉄駅コンサート」も開かれます。

仙台市内や周辺地域で演奏活動する個人や団体が参加し、2016/09/24〜09/25に仙台駅で、10/01〜10/2に仙台駅と旭ヶ丘駅で公演が行われます。

せんくらは誰でも気軽に楽しめるクラシックコンサート

手軽さもせんくらの魅力

さて、本記事の冒頭で「誰でも気軽に」というのがせんくらのコンセプトであると紹介しましたが、実際にプログラムなどにおいて気軽に公演を楽しむことができる工夫をいくつか紹介していきます。

チケットの安さと時間の短さ

せんくらが気軽に楽しめる工夫の一つめは、一回の公演あたりのチケット代が1,000円~2,000円に抑えられていることです。

通常、クラシック音楽のコンサートは5000円以上が相場で、高めなのが一般的ですが、仙台クラシックフェスティバルでは、映画並みの価格でお得に音楽鑑賞を楽しむことができます。

また二つめの工夫として、1回あたりの公演時間が45分~60分に区切られており、都合の良い時間や気が向いた時間帯に気軽に鑑賞できるということが挙げられます。

1回の金額が安くかつ短時間で終わるので鑑賞しやすく、クラシックを普段聴かない方でもおすすめできます。

子供向けプログラムの充実

さらに、三つめの工夫として、子ども向けのプログラムが充実していることが挙げられます。

0歳児~入場可能、3歳~入場可能などの公演が豊富にあるので、これまで小さなお子さんがいて、コンサートに行くのを諦めていた方も、生の演奏を楽しむことができます。
※事前申込制で、有料の託児サービスも各会場ごとにあり

また、放課後コンサートも設けられているため、小中高生の場合も学校帰りにも楽しむことができます。

せんくら10周年、そして慶長遣欧使節団400周年の、2015年特別公演

ローマとイタリアの楽曲も

2015年は、仙台藩主として知られる伊達政宗が慶長遣欧使節団を派遣し、使節団がローマに到着してから400年の節目となる年でもあります。

そのため、2015年のせんくらではこれを記念して、イタリアとかかわりの深い名曲も公演に取り入られました。

400年前にイタリアで作曲された曲をはじめとして、イタリアオペラ・アリア名曲集など、遠いイタリアの魅力に思いをはせることができます。

さらに、第1回仙台国際音楽コンクールで優勝したジュゼッペ・アンダローロ氏やスヴェトリン・ルセフ氏、第2回で優勝した、タン・シヤオタン氏、松山冴花氏らによるデュオも披露されます。

その他、市民参加型の演奏も行われます。アーティストと市民らによるリコーダーや、仙台フィルと市民合唱団の共演、シエナと東北福祉大学吹奏楽部の共演などが企画されています。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

冒頭で触れた通り、ジャズフェスと比べると人気の面では違いがありますが、せんくらも仙台の音楽イベントとしてオススメできるイベントだと思います。

なお、仙台ジャズフェスについては以下の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。


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