22億円で施設改修?立川競輪の特徴と今後の課題

60年以上の歴史がある立川競輪

立川競輪の特徴

立川競輪は、東京都立川市にある競輪場で、1951年に立川市営競輪場として開設され60年以上歴史がある競輪場です。

開設当時の東京都でもっとも規模が大きかった競輪場は後楽園競輪場でしたが、後楽園競輪場が1972年に廃止となって以降は、東京都においてもっとも規模の大きく、東京都を代表する競輪場となっています。

※なお、東京都にある競輪場としては立川競輪のほか調布市にある京王閣競輪場があります。

今回は、この立川競輪の特徴や今後行われる施設改修計画を取り上げていきます。

スポンサーリンク


立川競輪とKEIRINグランプリ

立川競輪の特徴としては、日本にある競輪場の中でも積極的に集客に努めているという点であり、またKERINグランプリ発祥の地としても知られます。

KEIRINグランプリは毎年12月30日に開催される競輪のGP競走であり、1985年から開催されています。

基本的には開催地は持ち回りとなっていますが、開催時には多くの人が訪れるため収容能力に優れた立川競輪場のほか平塚競輪場、先に挙げた京王閣競輪場の3場を中心に開催されており、2014年にはじめて大阪にある岸和田競輪場で開催されています。

また立川競輪では、1979年、1985年、1993年、2002年、2006年、2013年には日本選手権競輪が開催されており、1981年にはスター競輪が開催されるなど競輪界の大規模なイベントの開催地として広く使われています。

なお、変わったエピソードとしては、1985年のプロ野球日本シリーズを制した阪神タイガースの日本一祝勝会が立川競輪の3階特設会場で行なわれています。

立川競輪の設備について

立川競輪のコースは1周400メートルですが、直線距離が全国でも有数の長さとなっています。

これは通常の競輪場とは緩和曲線の構造が異なるためで、コーナーのカーブが急という点があります。

このためコーナーをまっすぐ走っていても直線に入る直前にコースの外側へ膨れるといったケースがあります。

このようなコースの性質上のため後半に強い追込型の選手に優位なコースとされています。

また、場内に大画面映像設備を設置したはじめての競輪場でもあり観客へのサービス向上にも比較的積極的に取り組んでいます。

なお、発走時刻の遅いKEIRINグランプリ対策として照明設備が整っていますが、平常時のナイター開催は行なわれていません。

立川競輪の課題と改修計画

立川競輪の課題

一方で、立川競輪もほかの競輪同様に車券の売上額低下している傾向にあります。

このため、電力を特定規模電気事業者から購入するなど経費削減に取り組んでいます。

また、経費削減と取り組む一方で設備投資のための基金は確保しているため、現在、場内の大規模改修を行っています。

この金額は約22億円と発表されており、2015年内は改修中も本場が開催されますが、2016年2月から3月の期間は改修作業のため営業を行わない予定です。

改修計画としてはメーンスタンドと第2スタンドを耐震改修。
また北東側の道路拡張計画によって売店などが撤去され、代わりにホーム側の特別観覧席側の投票本館を全面改修して、そこに移転しています。

また第4コーナースタンドは完全に撤去され芝生エリア(公園スペース)にするなど観客の憩いの場として整備されています。

作られてから60年以上が経過した建物であるため、全面的に耐震補強が施された上でリフォームされる予定です。

スポンサーリンク