お酒もカフェも。多賀城の新市立図書館の特徴

多賀城市新市立図書館の建設開始

今回の記事ではJR多賀城駅直近の再開発ビル(2016年完成予定)の話題を取り上げます。

JR多賀城駅のリニューアルがやっと完了し、次は長年放置状態にあった駅前一等地の再開発ビルの建設。そのテナントの目玉としてはTSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブを指定管理者とする新市立図書館のオープンとなります。

 

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多賀城市のJR仙石線多賀城駅前に建設される再開発ビル2棟の安全祈願祭が21日、現地であった。このうちA棟に入居する市立図書館は、DVDレンタルと書籍販売大手ツタヤを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者とする。

 駅前広場の西側に建設するA棟は、地上3階、地下1階の鉄骨造りで延べ床面積約7000平方メートル。図書館のほか、書店などが入る。

 東側のB棟は老人デイサービスセンター、子育てサポートセンターなどが入る。地上4階の鉄骨造りで延べ床面積約4000平方メートル。
 完成はいずれも2016年1月。A棟は3月下旬、B棟は5月のオープンを予定する。

引用元:多賀城駅前再開発ビル着工 図書館など入居(河北新報 Online News)

 

冒頭に書いたようにこのJR多賀城駅付近の土地は、長年の間放置され続けていました。

近くには東北学院大学の多賀城キャンパスもあり、同大学の学生の多くが仙石線を利用しているため駅前の人通りとしては多いものの、学生を中心とした人を呼び込める店舗も駅前に無かったことから、多賀城市としても非常に歯がゆい場所だったのではないでしょうか。 (あと、廃墟となって長い間建っていた前ビルはまさに中でバイオハザードでも起きてそうな雰囲気でしたし…)

 

ところで、市立図書館といえば本を読む借りる以外に、近所の住民が寝ている、学生がいっぱいいていつも座れない、というような少し変なイメージがありますが、多賀城市のこの新市立図書館にはこれまでにない特徴がいくつかあるため、詳しく紹介したいと思います。

 

多賀城新市立図書館の特徴

多賀城駅前の再開発はまず図書館から

 

多賀城新市立図書館ですが、意外な特徴として「お酒が飲める」ことが挙げられます。

仙台市の他の大きい本屋のようにカフェを併設するだけでなく、今までは軽食レベルの食事しかできなかったものをがっつりと食べることができるレストランを併設し、そこでお酒を楽しむことができます。

 

また、カフェもお茶をするだけの場ではなく、前述のリンクの記事の仙台泉の蔦谷書店と同じように「本を持ち込んで読みながら、お茶が飲める」場所となっています。
(カフェ自体も多賀城駅近辺にはほとんど無かったので、近隣住民の需要にも答えられる存在と思います。)

このため、市立図書館という側面からも、一人で来る場所としてだけではなく、家族で一日中楽しむことができる公共施設のような役割を目指しているようです。

もちろん、従来の図書館の利用方法である勉強したり調べ物をしたり静かに本を読んだりできるように、自習スペースも設けています。

 

なお、このTSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブは、今回の図書館以前に佐賀県の武雄市に新しい図書館をオープンさせています。

今回の多賀城市の図書館は、武雄市には無かった食事とお酒が楽しめる場所を提供することへもチャレンジしているということで、実質日本初の試みの図書館とも言えそうです。

 

多賀城市も今後は駅を中心とした人の流れになる?

ところで、これまで多賀城市は、国道沿いや産業道路沿いの店舗が発展してきた経緯があり、JR多賀城駅近辺の市内中心部にメインとなる商業施設がありませんでした。

今回の新市立図書館のオープンは、多賀城市の方々や学生が日々利用していくことで、コミュニティの場として発展していくことを望んだ形となっています。

 

今後は、この流れを継続させ、これまでの車でのアクセスがメインだった国道沿いや産業道路沿いの店舗以外にも、市中心部の店舗の充実を図る方向になるのかもしれません。

そして、その場合は是非、学生向けの五橋横町のような飲み屋の充実もお願いしたいです。

(泉の学部もですが)工学部の学院大生が飲み屋に行く場合は仙台駅まで出ないといけなく、大変なので。

 

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