地下鉄東西線開通で、仙台工業団地の移転計画は加速する?

注目度が上がる仙台工業団地

仙台工業団地の移転計画と注目度

仙台市地下鉄東西線の開業日である12月6日が近づいてきました。
現在は、運転士の訓練が行われ、ダイヤの決定や市民の試乗会も控えており、いよいよ開業に向けてラストスパートとなってきました。

ところで、以前からある仙台市地下鉄南北線は、仙台市の人口増・交通需要の拡大に対応するために作られ、仙台中心部の地価拡大を食い止め、周辺域の開発拡大に繋がるといった効果が見られました。

東西線も当初はそのような目的で計画されていましたが、多くの高校と大学が結ぶ形となっており、東北大学の新キャンパスや仙台工業団地との隣接、地下街との直結など、地下鉄を通し仙台の地域がさらに発展、便利になるような構想が秘められています。

その最中、この仙台工業団地が今注目を集めています。
仙台工業団地の移転はこれまでも常々検討されてきたのですが、移転が実現した場合、仙台市地下鉄東西線の存在もあり、その効果は大きいという試算が出ており、跡地利用の注目が高い状況となっています。

今回は、この仙台工業団地の移転計画について取り上げていきます。

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現在の土地の魅力とは

仙台工業団地は、長年移転先の用地確保に手間取っていることから、移転計画にはなかなか進展が見られないのが現状です。

しかし、周辺は宅地開発なので住宅やマンションが年々増えてきており、ここに来て仙台市地下鉄東西線が開業となります。
東西線の六丁の目駅は仙台工業団地と隣接しているため、現在の土地は駅前のすばらしい立地に様変わりします。

このため、仮に仙台工業団地が移転した場合、利便性の高い土地が再利用できるため、多くの事業者がその土地を狙っています。

東西線が開通することで、東西線一帯は今まで以上に住宅開発が進み、多くの仙台市民、もしくは宮城県内、東北各県から仙台市に引っ越す場合に住む選択肢になる場所だと思います。

人口が増え、仙台駅から10分程度の場所でアクセスが良い、商業施設がいくつも入るような土地が確保できる可能性があるのは、そうなかなか無いチャンスです。

移転計画はまだ白紙?

とはいえ、仙台工業団地が移転できなければこのような計画は実現しませんし、その用地を見つけることも現状容易ではありません。

この場合、一番現実的なのは部分的な移転を推し進めていくことが挙げられますが、仙台市内の、しかも地下鉄が通るというタイミングで、別の工業用地に移転するということは少しハードルが高い問題です。(私が住民の方なら、反対に回ると思います)

仙台工業団地の移転計画はまだまだこれから

過去には、2008年に仙台工業団地の移転先の候補が出ましたが、それ以来目立った動き、具体的な動きはまだ表立っては出てきません。

東日本大震災もあり、当初の予定から計画が頓挫して白紙状態となっていることも考えられ、解決まではまだ数年〜数十年単位の時間がかかると思いますが、仙台工業団地の今後の動向に注目が高まります。

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