ベガルタ仙台の2015年度予算が確定。赤字から黒字への転換を目指して

ベガルタ仙台の2014年度決算は赤字

今回はベガルタ仙台の2015年度予算案が固まったというニュースから、ベガルタ仙台の2015シーズンを、お金の面から見ていきます。

 

報道があったとおり2014年度決算は1億円以上の大幅な赤字ですが、見通しより営業収益が増加し1億1500万円程度の赤字で落ち着きそうとのこと。

 

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以下、河北新報のニュースを抜粋します。

 

サッカーJ1のベガルタ仙台は30日、仙台市青葉区の漁信基ビルで取締役会を開き、2015年度予算案を承認した。14年度決算見通しと比べ、収入総額はグッズ販売強化などで6100万円増やし、支出総額を7400万円減らすなど黒字化に向けた予算編成となった。

 収入総額は23億2400万円。柱となっている入場料と広告協賛金に加え、15年シーズンに導入する新ユニホーム関連のグッズ販売を推進し増収を図る。
 支出総額は23億400万円で、トップチーム経費が6000万円減の11億8000万円となった。監督、コーチらスタッフの人件費が5400万円減。選手人件費は主力選手が移籍したものの、若手を中心に積極的に補強を進め、7億2300万円(600万円減)とほぼ横ばいとなった。
 14年度決算見通しは収入総額22億6300万円、支出総額23億7800万円で1億1500万円の赤字。
 昨年12月時点の決算見通しよりも営業収入が増えたことなどから、赤字幅は2000万円以上圧縮された。

引用元:<J1仙台>黒字化へ支出7400万円削減(河北新報 Online News

 

上記ニュース中の2014年度予算、および2015年度予算案の表のリンクはこちら

上記表より、ベガルタ仙台の2014年度の赤字は、支出は抑えたもののトップチーム・レディースともにチケット入場料売上の低迷が最も大きく響いたことが原因であることは間違いありませんが、広告協賛金も想定以上に集まらずグッズ販売も低迷したことも要因となったことが分かります。

 

また、これは個人的な考えですが、表を見る限り、ベガルタ仙台レディースが思った以上に浸透していないことも問題だと思います。

 

収支の面で見ても、レディース人気はあるとは言い難く、今冬のなでしこジャパンで人気もある鮫島彩、長船加奈の両選手の移籍は2015年度のグッズ販売にも影響するかもしれません。

トップチームの主力選手入れ替わりが注目を浴びましたが、2015年度はレディースを一時的な人気に抑えないためにも正念場になることが予想されます。

 

ベガルタ仙台 2015年度予算の展望

さて、2015年度の予算は、ニュースにあるとおり一般的な企業と同じように支出幅を抑えることから始まりました。

 

主にコーチらスタッフの削減が大きいようで、アーノルド前監督の費用やヘッドコーチや分析担当などを置かないことによる削減が主な効果なのかなと思います。

 

退団選手は多くとも、その分獲得した選手もいるため、選手にかけるお金を大きく減らすことはできないので、削減はコーチから、ということは致し方のないことだとは思いますが、コーチ陣の削減がそのまま成績に影響するのは避けて欲しいところ。

 

あとはadidas新ユニフォーム販売を筆頭としたグッズ売上増加を多く見込んでいるようですが、ユニフォームという強い商品以外にも、新グッズや企画連動グッズなどの新しいものを売り出していって欲しいところ。

やはり仙台駅東口にある楽天グッズ売り場の盛況さを見ていると少し悲しくなりますので。

 

なお、ファンを増やすといった試みでは、今年からYouTubeのベガルタ仙台チャンネルでキャンプ中の選手一人一人からメッセージを流すなどの試みが行われており、今後も、時代に合ったこのような良いアイデアを積極的に取り入れて欲しいです。
 

 

チケット販売の展望

サポーター自由席バックの設定による実質的な料金値上げとなったチケット価格ですが、選手の入れ替わりや東北ダービーなどで賑わせる序盤戦は販売が好調となることが予想されますが、その後は成績などに影響されるため、成績の上積みが無いとやはり相当厳しいと言わざるを得ません。

東京に引っ越して以降の2年間は、アウェイを含めてほとんど行かなくなった私が言う資格は全く無いのですが、宮城・仙台の皆さん、チケットを買いましょう (笑)

 

なお、私も仙台で暮らしていた頃は、1~2ヶ月に1回は(←少ない)サポ自に行っていたのですが、仙台市の若者人口は大幅減少… データから見る仙台市の人口推移の記事で書いたとおり、仙台は転勤族が多い土地であり、大学生を除く若者人口は減ってきていることからも、ずっと地元という人は少なく、若干集客がしにくい傾向にあるのかもしれません。(東北の中では最大都市ではありますが)

 

ともかく、予算が確定しキャンプも始まったベガルタ仙台の2015年シーズンですが、やはり成績上昇が予算達成にも大きく影響してきます。

カップ戦でタイトルを取るなどもありますが、まずはリーグ戦でのJ1残留の早期確定、そして賞金圏内への進出を目指してほしいところです。

 

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