コンテンツを戦略的に作ろう。実況向けのゲームを選ぶよりも大事なこと

ゲーム実況の変化

Peercastなどの動画配信サービスのなかで生まれたゲーム実況は、2014年にはニコニコ動画、Youtubeの広告プログラムなどの後押しもあり、最早業界でも無視することのできない一大コンテンツへと成長を遂げました。

 

かつての「限られた仲間うちで話し合いながら一本のゲームをプレイする」という光景は大きく様変わりし、「実況者」と呼ばれる動画編集者がアップロードした動画に対して、多くの人がコメントを返すというようなコンテンツになってきています。

中には実況者として活動を開始し、人気が集まってきたことによって企業の公式イベントにゲストとして呼ばれるというような人も出てくるようになりました。(ニコニコ闘会議なんかが良い例ですね)

 

しかしながらこれまでと現在を比べると、そこには大きな違いが生じているのも事実で、個人的には「コンテンツとしての質の違いを求められる」ということが大きく変わったことだと思います。

 

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実況向けゲームのジャンルだけでは選ばれない

実況向けゲームとはつまり「実況動画を作成した際に人気になりやすいもの」「実況というトークがゲームに絡めやすいもの」ということになりますが、これまでの実況向けゲームの王道としては「ホラー」というジャンルがありました。

 

プレイヤーのキャラクターが廃墟などを探索し、その中で恐怖感を煽るような演出が入ってくるものが、このホラーというジャンルに該当します。

有名なところではプレイステーションで発売された「バイオハザード」シリーズや、「サイレン」シリーズがこれに該当し、一大センセーションを巻き起こしたフリーソフトである「ゆめにっき」も広義的にはこのホラーというジャンルに含まれます。

 

しかし現在、実況動画という中においてこの「ホラー」というジャンルは、実況向けのゲームであるが故の半ば飽和状態にあると言っていい状態です。

毎日ホラーゲームの実況動画がアップロードされるわけなので、視聴者としてはどれを見ても同じという印象を受けざるを得ないのです。

 

ゲーム実況の敷居の低さによる弊害

コンテンツを作る努力

 

そうした中で人気を集めるには、これまでの実況向けゲームとは異なるジャンルで動画を作成する差別化や、普通では無いプレイを極めるなど、一つのコンテンツを作るということはもはや必須と言えます。

 

そして、コンテンツを作るということは、誰もやっていないこと(ニッチ)にチャレンジすることが必要になってきます。
※よほどの人気ゲーム実況者で無いと、みんながやっているゲームを実況したところで、再生数を集めることはできない訳ですし

 

具体的に言えば、あるゲームの実況をやろうとしたら、最低限、事前に動画サイトで検索をかけて、タイトル自体が飽和していないかを確認することはするべきできで、強力なライバルがいないタイトルの実況をすることで、ある程度の需要は生まれることが予測できます。

 

ジャンルとしては「観ている人が笑えるようなジョーク系」などは人気が根強くありますが、それを追求した誰にも真似ができないことをやるべきですし、「スーパーファミコンなどの旧世代ハード」のレトロゲームに関しても、人気は比較的集まりやすいですが、競合は避けるべきです。

 

また、例えばVocaloidを使用した実況も、キャラクターとしての人気があるために視聴数をある程度期待することができますが、その場合「実況者」として動画を作成する人個人が評価されるかと言われれば、高品質な動画を挙げて「動画を作る技術」が評価されない限りは疑問が残ると言って良いでしょう。

 

もちろん、趣味として実況をしていくのであれば、実況向けのゲームなどは関係無しに自身の好きな作品をプレイすることで問題はありません。

しかし「実況を通じて人気になりたい」ということは誰でも持っている思いであり、それを達成するためには、これまでにアップロードされていたものよりも手の込んだ「コンテンツ」を戦略的に作成することが求められているということは間違いありません。

 

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