ニンテンドー3DSの実況動画撮影の方法
ニンテンドー3DSゲーム実況動画撮影について
今回は、元ゲーム実況者の私が、以前ニンテンドー3DS (以下、3DS) でゲーム実況を行ったときの動画撮影および編集方法について書きたいと思います。
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まず始めに、動画撮影は直撮りで行いました。
3DSは、私がゲーム実況をしていたときも今も、3DSの画面をモニタに出力するツールがありません。
そのため、私はラク置きツール for ニンテンドー3DS (※1) をガムテープでテーブルに固定し、三脚に固定したビデオカメラで3DSの上画面を撮影していました。
※1 ラク置きツールは今は在庫が無いところがほとんどのようなので、ニンテンドー3DS専用スタンドの代用が良いと思います。
実際の撮影時の状態としては、以下の画像のような感じでした。
なお、後述しますがビデオカメラが無い場合、iPhone等のスマホのカメラでも代用は可能だと思います。
最近のスマホ(特にAndroidのカメラに特価したモデルやiPhone 6ともなると)は一般のビデオカメラに匹敵する性能となるためです。
動画撮影・編集の感想と注意点
実際に実況動画撮影と編集を行った上での感想および注意点は以下の通りです。
- 下画面の情報は喋って伝える
- 3DSの音量は最大にする
- 部屋はカーテンを閉め、明かりを消す
- 3DSの画面が見にくい、プレイしづらい
それでは、ここから1つずつ解説していきます。
1. 下画面の情報は喋って伝える
下画面の情報は撮影できないので、必要な情報(キャラクターのセリフや主人公のステータスとか)は声で伝える必要があります。
なお、これらの情報は、実況音声や映像とは別に、編集であとから文字として入れてもいいと思います。
2. 3DSの音量は最大にする
音声は、ビデオカメラ内臓のマイクにゲーム音と自分達の声を同時に録音するのですが、どうしても実況音声が大きくなり、ゲーム音が小さくなりがちだったので、3DSの音量を最大にしていました。
なお、どうしてもバランスが悪い場合は、編集時に音声にコンプレッサーのエフェクト(編集ソフトに大抵付いてます)をかけることで、相対的に声を大きくしていました。
3. 部屋はカーテンを閉め、明かりを消す
動画撮影の際、ビデオカメラに蛍光灯や窓からの光が画面に映りこみます。(自分達の動画も最初は思いっきり映ってました)
部屋はカーテンを閉め、蛍光灯などを消して撮影することをオススメします
なお、PC画面をキャプチャする実況動画では、収録後の編集で画面のちらつきが発生してしまうため、編集時にインターレースの解除という手順を行うのですが、直撮りでは必要ありません。
4. 3DSの画面が見にくい、プレイしづらい
動画撮影で一番面倒なところです。プレイしている自分自身が3DSの画面を見にくいです。
私は、斜めから見るか、あるいは体育座りのような形でカメラの三脚を足に挟み、ビデオカメラの画面を見て操作を行っていました。
後者の場合、下画面はビデオカメラの下からチラチラ覗き込んで確認します。
要は、プレイが普段より少しやりにくくなります。そこは喋りなどでカバーして面白くしていきましょう(笑)
以前、面白いゲーム実況にするコツの記事でも書きましたが、複数人で実況をやる場合は、ここが面白くできるかどうかが腕の見せ所だと思います。画面が見づらいことをネタにして、楽しくやりましょう!
実際に撮影した実況動画
使用した機材の一覧
参考までに、以下が使用した機材の一覧です。
ニンテンドー3DS
ラク置きツール for ニンテンドー3DS (※2)
ビデオカメラ (SONY デジタルHDビデオカメラレコーダー CX560V (※3) )
三脚
※2 今は、ニンテンドー3DS専用スタンドの代用が良いと思います。
※3 CX560Vは今は生産していないようですが、ある程度の性能のビデオカメラやスマホのカメラなら、何でも良いと思います
終わりに
この撮影方法はビデオカメラさえあればそんなにお金がかからない方法だと思います。(三脚も2000円程度です)
もっと他に良い方法があるかもしれませんが、画質面で考えると、直撮りではこれがベストな方法ではないかと思います。ビデオカメラも、iPhoneや手持ちのものでも代替可能です。
皆さんの実況動画撮影の参考になれば幸いです。
なお、公式ではありませんが、だいぶグレーな方法として3DSの偽トロキャプチャを使う方法もあります。
カメラを持っていない場合はこちらを使う選択肢もありますが、何ぶん高価であることと数に制限があるという欠点がありますので、使うかどうかは選択になると思います。
追記
撮影時の注意点について、もう少し踏み込んだ解説記事を書きました。
→実況動画撮影における注意点。プレイに関する注意点など
動画編集の方法についてまとめた記事を書きました。よろしければご覧下さい。
→ゲーム実況動画の編集方法について
また、随時、一部の誤字や体裁が崩れていた部分やリンクなどについて追記・修正しています。
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