選挙のバイト、投票事務の体験談。暇なのに給料が高いって本当?
選挙のバイトとして働いてみよう
数年前の話となりますが、私は大学生の頃、地元の仙台市で選挙の投票事務のバイトとして働いたことがありました。
働いたのは都合3回。今は分かりませんが、当時の私の地元ではあまり応募が無かったようで、選挙のたびに応募して働いていました。(その後は選挙が無かったのと、長期のバイトが忙しく出来なくなってしまいましたが)
今回は、私が「選挙の投票事務のバイトとして働いたときの体験談」を書いていきたいと思います。
短期の仕事かつ手当もそれなりに高額なので、大学生になって初めてバイトをするという方にも比較的お勧めできるので、興味がある方の参考になれば幸いです。
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申し込み方法
選挙のバイトは「投票所で仕事をする投票事務」と「体育館などの集会場で仕事をする開票事務」の2つがあり、国や市に直接雇われる形になります。(それ以外にも出口調査のバイトなどもありますが、こちらは割愛します)
申し込みは、区役所や市役所の選挙管理課に直接行って申し込む形なので、まずは直接行く、電話、(もしあれば)スマホなどでWebサイトを見て募集しているかどうかを確認します。このとき、学生のみ募集しているかフリーターの場合も可能かを合わせて確認すると良いと思います。
ちなみに、私はこの選挙のバイトの存在を元々知らなかったのですが、母親がこの選挙事務のバイトをやったことがあり、そこから聞くような形で応募したことが最初のきっかけでした。
選挙のバイトは割が良い?
私が働いた投票事務は、実働2日の作業でした。
以下、投票事務のアルバイトの大まかな流れから説明していきます。
選挙前日
アルバイトとしての仕事は、まず、選挙前日の土曜日の昼間に選挙の投票所となる小学校または中学校に集まり、顔合わせ、および2時間ほど会場設営を行うところから始まります。
このときの服装は私服でOKで、特に指定はありませんでした。
メンバーは、区役所の職員の方が数人と、3人のバイトの構成。この構成は3回とも変わらずで学校の先生などは居ません。
また、区役所の職員はほぼ男性でしたが、バイトの男女比率1:2や2:1でした。(投票所の規模や地域によって、人数は変わると思います)
私が働いたときは、毎回、区役所の方が監督官・会場案内・投票用紙の配布などを行い、3人のバイトが投票所入場券の受取を行うという分担でした。
選挙当日
翌日の日曜日は朝の6時過ぎに集合し準備、7時~20時で作業を行い、片づけをして21時頃に終了となりました。(開票作業がある人はこの後移動します)
このときの服装は土曜日と同じく私服でOKで、特に指定は無し。
私の作業は、選挙に来た人の投票所入場券を受けとり、選挙人名簿と照合したうえで判子を押して返すというものでした。
ここでは特に迷う要素は無く、作業も判子を押して、「○○さんですね?」と一応聞いて返すだけ。
休憩は、数時間ごとに交代で10分程度(昼は30分程度)ありました。
なお、「一人目の投票者となった場合は、投票箱がカラであることを確認して署名をする」などの隠されたルールを知ることができるなど、選挙の裏側についても知ることができます。
報酬について
肝心の報酬(給料)ですが、確かアルバイトの給料は10500円程度だったと記憶しています。
また、給料以外に、私が働いたところでは、日曜日のお昼のお弁当はタダで支給されました。
2日間でご飯も出て、ほとんど動かず考えないこの作業でこの金額が貰えるのは割が良いか、というのは個人差があるかもしれません。
しかし、個人的には、さすが税金を使っているだけあり、割が良い方だなと思いました。
投票事務の大変なところ
さて、タイトルにもあるように、この投票事務のバイトの大変なところは、本当にひたすら暇だということです。
いや、本当に暇です。正直、会場となった体育館の時計を何度も見てしまうくらい。暇なのがこんなに辛いと思ったことは無いくらいです(笑)
(というより、もはや苦痛です。そして、眠いです。)
しかし、仕事をしてるんだから眠くても寝れない。本も読めない。また、今でいえばスマホはいじれない。
こうなると逆に人が早く来て欲しいと思うくらいですが、投票率が40%を切るような昨今、お昼前後の人がよく来る時間帯を除けば来る人はまばらです。
また、会場が体育館だったということもあり、風通しも悪く冷房も無いので、夏は酷暑なのが辛いところです。
投票率が高い場所や比較的人口が多い東京などの都市圏では、ここまで暇では無いかもしれないので、あくまで参考として考えていただければと思います。
選挙のバイトはおすすめ?
さて、いかがでしたでしょうか?
選挙のバイトは、ひたすら暇だというところはありますが、冒頭に書いたとおり、短期の仕事かつ報酬もそれなりに高額・服装も自由なので、大学生になって初めてバイトをするという方には比較的お勧めできると思います。
しかし、暇なのは本当に苦痛を感じるレベルなので、そこだけはご注意を。
なお、衆議院議員選挙以外にも地元の市議会議員などの選挙でもバイト募集があります。
選挙自体がそもそも回数は多くないため、チャンスは少ないですが、興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか?
追記
少し前の話となりますが、管理人の体験したアルバイト繋がりで、2014年に話題になった食品工場での虫混入について記事を書きました。よろしければこちらも合わせてご覧ください。
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