パソコン持ち込みも便利。都立多摩図書館の特徴と国分寺移転の理由

立川市にある図書館・都立多摩図書館

都立多摩図書館・入り口

都立多摩図書館は立川市にある東京都の運営する図書館ですが、図書館の中では蔵書が少ないながらもマガジンバンクなどの特徴がある少し特殊な図書館です。

私が個人的に利用した感想として、パソコン持ち込みでの利用も便利だと感じたのですが、今回はこの都立多摩図書館の特徴や、現在発表されている移転の情報などをご紹介します。

追記

現時点で都立多摩図書館は西国分寺に移転が完了しています。

管理人は引っ越しにより移転後は未訪問のため、以下の情報は移転前の図書館の情報となります。ご了承ください。

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都立多摩図書館の最大の特徴・東京マガジンバンク

都立多摩図書館の展示品

都立多摩図書館は、その名の通り東京都の運営する図書館で、1987年に都内の三つの図書館である八王子図書館・青梅図書館・立川図書館を統合する形で立川市内に開館しました。

蔵書数は約64万冊(2011年現在)とそれほど大きな規模ではありませんが、2009年にリニューアルした際に開設された全国初の雑誌集中サービス「東京マガジンバンク」という特徴的なサービスがあり注目されている図書館です。

東京マガジンバンクでは、一般雑誌だけでなく、若者向けの雑誌や学実雑誌まで、約1万7千誌(計120万冊)が揃えられています。

またこれだけではなく、各雑誌の創刊号を揃えた「創刊号コレクション」は圧巻です。

通常、図書館では3ヶ月から1年程度で雑誌は廃棄されていきますが、ここではそれらが保管されています。

「創刊号コレクション」はその象徴とも言え、長机の前や中央部の円形の席の周りなどには数多くの雑誌が並んでいます。

さらに、国内外の科学系雑誌などを中心として、記事のオンラインデータベースも備えています。

国内で雑誌コレクションと言えばこれまでは国立国会図書館あたりでしたが、過去の雑誌や記事の情報を調べたい、なんてときには便利な存在といえます。

また、私が都立多摩図書館を利用した感想としては、PCの持ち込み席(電源あり)が多いなという印象がありました

飲食はできませんが、トイレの側に水飲み場もあることで、カフェより比較的長い時間、静かな環境で作業ができます。

ただし、個人に対する書籍や雑誌の館外貸出は行っていないのでそこだけは少し残念です。
※資料の閲覧やコピーは著作権法の範囲内で可能

都立多摩図書館は西国分寺付近に移転

JR南武線の西国立駅から徒歩10分、立川駅からも徒歩20分の位置となりますが、周辺は坂も多く、徒歩では少しアクセスしづらい場所にあります。
そんな都立多摩図書館ですが、2011年1月27日に、東京都教育委員会によって国分寺市内の都有地に移転することが発表されました。

その理由は、施設の老朽化によるものです。

一度は移転時期も公表されましたが、移転先の旧建築物の基礎の撤去等により計画は見直され、改めて2017年1月に移転となることが決まりました。

具体的な場所としては、国分寺市内の、西国分寺駅から徒歩8分程度の場所となります。

また、移転に伴って様々なサービス展開も予定されています。

例えば今回紹介した東京マガジンバンクの閲覧可能な雑誌数が増える、児童書の新刊1年分を直接閲覧できるコーナーも設置予定などの書籍面での拡充に加え、カフェスペースの併設や開館時間の延長が予定されており、魅力的な施設になりそうです。

なお、カフェスペースといえば、宮城県多賀城市に新設される市の図書館はTSUTAYAが運営するということで話題を集めています。

仙台市でも大きい図書館にはカフェが併設されていることが多いため、都立多摩図書館のような都や市などの管理する図書館でも、このようなカフェスペースが併設される流れが増えていくかもしれません。(→トレードマークはカフェの併設? 仙台の大きい本屋について)

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